16:05ごろ
小雨のなか、集合場所の原爆ドーム前に着きました。じょじょに4人が集まり、互いの表情をうかがいつつ、16:25ごろ移動しはじめました。
まずは喫茶店へ、と地下街「シャレオ」へ。
しかし、「スターバックスコーヒー」は全店禁煙だったので、本通りの「エクセルシオールカフェ」へ目標を変更。
2階の席を確保し、みなやや緊張しながら飲み物やケーキに口をつけつつ、話を始めました。
参加者
(1)やせ形で長身の男性。クールなイメージ。
(otetsudai(アット)melu.jpの方ではなかったかもしれません。確認中。すみません>お二方)
(2)最初にドーム前に来られていたらしい、白い服の男性。OFFスレ4の244さんです。
(3)滋賀県出身の学生さん。帽子をかぶっておられました。大阪ネタを尽きずに提供されました。
(4)わたし。背が低く、黄色い半袖シャツ。
…最後まで、名乗ったりメアドを交換したりはしなかったですね〜、結局。
いちおうプリントアウトして持参した資料
・47氏による「Winnyの将来展望について」(2003/10/10)
・同じく、「デジタル証券によるコンテンツ流通システム」
・新井氏のblog May 15,2004「記者会見と続報(2)
・日経ITビジネスニュース (5/11)「Winny開発者逮捕」で識者の反応様々
・hiroakiazuma.com/blog Winny開発者逮捕
出すきっかけをつかめなかったのですが、
毎日コミュニケーションズ刊「コンピュータユーザのための著作権&法律ガイド」
も持って行ってました。
(喫茶店ではしょって読むのはむずかしかったでしょうけれど)
のぼってきた話題(覚えているかぎりで)
A.P2P技術は本質的に優れた構想であって、インターネットに流されるデータは、国と警察によってその内容を規制されるべきものではない。
B.ただし、Winnyで流れていたデータ(アニメなど)のほとんどに著作権があり、それを侵害していたのは事実。
C.昨年11月にユーザー2人が逮捕された際に、警察は47氏の自宅を捜索している。逮捕がこの時期になったのは、京都府警のキンタマ内部資料流出事件にあせったためではないか。また、「Winny Tips」など、他のサイトの作者へ捜索の手が伸び、それらが閉鎖となったのも、強引なものに思える。
D.47氏の構想「デジタル証券によるコンテンツ流通システム」のような形で、著作権者に対価が支払えるシステムができれば、望ましい。
E.中央にサーバを置く2ちゃんねるよりも、各ユーザに分散して稼働するnyBBSは、自由な言論を提供する場としてよりふさわしい姿だろう。
F.「ネットランナー」等の雑誌が、違法コンテンツの『ただ取り』をそそのかしていたのは、どう見ても間違いない。
G.P2P技術は本来、組織的な開発力を持っている企業、たとえばNTTが作っていくものではないか。Winnyを作ったのが47氏個人だけだったことも問題だったと思う。47氏はドン・キホーテ的だったともいえる。
H.一部マスコミでは、Winnyが「違法コピーをするためのソフト」と紹介されている。インターネットやパソコンにさわったこともない人々は、たいていそれを信じてしまうだろう。司法・立法の偉い人たちにWinny関連技術が理解されているはずもない。
I.47氏逮捕への抗議をしたり、ネットについて一般の人に理解してもらうためには、行動が必要だろう。たとえば地方局の夕方バラエティ番組の「パルコ前中継」に出るなど。その段階では、自分たちももう匿名では支援し続けていられないかもしれないが。
…ほか、
「本人には不要なキャッシュをHDDに保持することの違和感」
「コピープロテクトの解除にユーザが挑戦するのは自然なこと」
「Microsoft Windows自体や、アニメDVD、国内CDの価格は、やはり高すぎる」
など、話題はさまざまな方向へ飛びました。輸入CD禁止の動きと今回のny作者逮捕には、関連性があるはず、とも。
2次会 … つぼ八(18:40〜)
ここでは、酒を飲みながら雑談に終始しました。(3)さんの「大阪人談義」がおもしろかったです。
解散(20:00)
簡単ですが、広島オフの報告でした。
ご意見・ご感想は、大規模オフ板http://off2.2ch.net/offmatrix/
か、OFFスレ4の「99」 marisstella(アット)melu.jpへお願いします。
とくに、参加された他の3人の方から補足をしていただけるとありがたいです。
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